【沖縄】辺野古移設の際のサンゴ損傷は「基準内」、防衛省が調査報告…「サンゴ礁全体への影響は軽微」との見解
防衛省は9日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設作業の際に沈めたコンクリート製ブロックによるサンゴ礁の損傷は、同省が定めた基準の範囲内だったとする調査結果を「環境監視等委員会」で報告した。出席した有識者らからは、ブロックが最大45トンと大型だったことから「サンゴへの影響をより軽減したり回避したりする方法があったのではないか」との指摘も出たが、調査結果を踏まえ、「サンゴ礁全体への影響は軽微」との見解を示した。