【世界一貧しい大統領】ホセ・ムヒカ氏「質素に暮らせば車や家の買い替えに時間を費やさずに済み、やりたいことをする時間が増える」
初来日した南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が6日、記者団の取材に応じ、在任中も貫き通した質素な生活について「自由を実現するためだ」と語り、大量消費社会を批判した。大統領就任後も官邸には住まず、質素な生活を心掛けた。給与の大半を寄付し「世界一貧しい大統領」として知られる。ムヒカ氏は「質素な生活をすれば車や家を買い替えるのに時間を費やさずに済み、やりたいことをする時間が増える。