【外交】支援から協力へ、日本に期待=ブータン首相―国交樹立30年で単独会見
日本との外交関係樹立30年を迎えたブータンのトブゲイ首相は30日までに時事通信の単独インタビューに応じ、「日本がこれまで示してくれた友情に心から感謝している」と謝意を表明した。その上で「今後は発展支援という形だけでなく、経済協力関係を築いていきたい」と述べ、農業や観光分野への投資拡大を呼び掛けた。トブゲイ首相は「ブータンは『国民総幸福』(GNH)を掲げることで知られるが、伝統を重視するだけでなく、経済発展との両立を目指していかなければならない」と主張。