【政治】北方領土「新たな発想」は2島先行引き渡し論? ロシア紙、安倍首相提案を分析
7日付ロシア紙コメルサントは安倍晋三首相がロシアのプーチン大統領に提案した今までのアプローチとは違う「新たな発想」による北方領土交渉をめぐり、歯舞と色丹の2島先行の引き渡し論や、夏の参院選を見込んだ選挙対策が背景にあるとする専門家の分析を紹介した。パノフ元駐日大使は日本側には「平和条約締結後にロシアが歯舞と色丹を引き渡し、残りの2島は30~50年など一定期間ロシアが管轄権を維持する」という案があるのではないかと推測した。