【いじめ大阪市報告書】ゴーグル隠され水から上がると蹴り…「あいつはみろう(仲間外れ)ぜ」エスカレート、「暴力」容認へ
「かなり根深い」。いじめが原因で小6男児が不登校になったと断定した大阪市の第三者委員会による調査報告書。計70ページに及ぶ詳細な記述から、いじめが次第にエスカレートしていく様子が明らかになった。第三者委が日時を特定できたいじめの事実は4件。最初は25年9月4日、水泳の授業中に発生した。ふざける同級生を男児が注意したところ、落としたゴーグルを同級生にプールサイドに隠され、取りに行くため水から上がろうとすると顔の辺りを蹴られた。