【ヒリピン】比副大統領選、マルコスJr.が集計中止を要求 2位転落で焦り? 集計の不正を指摘
大統領選と同時に9日実施されたフィリピン副大統領選の非公式途中集計をめぐり、同国で長期独裁政権を敷いた故マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス上院議員(58)が、「不正の疑いがある」と主張し集計作業の中止を要求、混乱が生じている。民間選挙監視団体が12日午後発表した途中集計(開票率96%)は、マルコス氏が約1377万票で、アキノ政権が後押しするレニ・ロブレド下院議員(52)の約1398万票と、接戦を繰り広げている。