【南シナ海】中国、南沙もクルーズ船就航へ 西沙に続き20年までに 民間の体裁で実効支配強化
中国が2020年までに南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島への定期クルーズ船を就航させることがわかった。国営英字紙チャイナ・デーリーが22日、海南省当局の計画として報じた。中国は13年、領有権をめぐりベトナムなどと争うパラセル(同・西沙)諸島への定期クルーズ船を就航させている。南シナ海の軍事拠点化に米国などが警戒感を強める中、民間の経済活動の体裁で主権をアピールし、実効支配を強化する狙いがありそうだ。