【都知事選】石原伸晃氏、親族締め付け「党紀」がブーメランか 「弟」良純氏の「鳥越」発言で物議
石原伸晃氏、親族締め付け「党紀」がブーメラン? 「弟」良純氏の「鳥越」発言で物議【都知事選2016】
J-CASTニュース:2016/7/15
東京都知事選(2016年7月31日投開票)をめぐる自民党東京都連の締め付け策が、思わぬ形で「ブーメラン」になりかねないとの指摘が出ている。都連が所属議員に出して通達では、議員本人のみならず親族が競合する候補を応援した場合も「処分」の対象になることをうたっている。だが、よりによって都連会長を務める石原伸晃氏(59)の弟でタレントの石原良純氏(54)が、テレビ番組で野党統一候補の鳥越俊太郎氏(76)について、「応援」にあたる発言をしたのではないかという指摘が出たからだ。■猪瀬元知事「親族を含む、に苦笑。北朝鮮じゃないんだから」自民党東京都連は増田寛也氏(64)の擁立を正式に決めた7月11日、石原伸晃会長や内田茂幹事長名で「都知事選挙における党紀の保持について」と題する文書を出した。この文書では、
(1)党員は党の公認・推薦候補者を応援し、それ以外の候補者を応援しないこと(2)党員は反対党の候補者を応援したり、自民党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしたりしないこと、を求めている。文書の中で特に異例なのが、
「各級議員(親族等含む)が非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名等の処分の対象になります」などと親族にまで「締め付け」の範囲を広げていることだ。猪瀬直樹元知事は、この文書の画像をツイッターで公開し、「親族を含む、に苦笑。北朝鮮じゃないんだから」と書き込んだ。石原良純氏の「発言」は、告示前日の7月13日にフジテレビで放送されたフジテレビ「バイキング」で、司会者から鳥越氏の出馬について感想を求められる中で出た。良純氏は、鳥越氏が出馬会見で