【中国】南シナ海に空軍新型爆撃機を派遣 「今後常態化する」と表明
中国空軍の報道官は18日、南シナ海のスカボロー礁付近に最近、新型爆撃機「轟(H)6K」を派遣してパトロール飛行を実施したことを明らかにし、「今後、南シナ海で常態化する」と表明した。中国の南シナ海での主権を否定した仲裁裁判の判決を無視し、海域での主権の主張を継続する意向を示したものだ。米国は、フィリピンの米軍拠点からわずか約220キロ・メートルで戦略的に重要な位置にあるスカボロー礁について、中国が埋め立てを行う兆候があるとしており、オバマ大統領らが強く警告してきた。