【南シナ海】習政権ジレンマ 譲歩も孤立も許されず “愛国”暴走も警戒
習政権ジレンマ 譲歩も孤立も許されず “愛国”暴走も警戒
夕刊フジ(ZAKZAK):2016.07.22
オランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海での中国の主権を否定する裁定を出したのを受け、習近平政権がジレンマに陥っている。「核心的利益」と位置づける南シナ海問題では譲歩が許されず国内外に強硬姿勢を示す一方で、9月初旬に浙江省杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の議長国としては孤立を回避し、参加国の協力と理解を得る必要があるからだ。