【都知事選】増田寛也氏「力不足と至らなさをおわび」「都民に志が届かなかった」 高かった「知名度」の壁
自民、公明両党の支援を受け、満を持して組織戦を挑んだが、「知名度」の壁は高かった。「力不足と至らなさを心からおわび申し上げる」。31日午後8時20分ごろ、東京都千代田区の選挙事務所に姿を現した元総務相の増田寛也氏(64)は、硬い表情で敗戦の弁を語った。自民党の石原伸晃都連会長ら都連幹部が見守る中、あいさつに立った増田氏は深々と頭を下げ、「自民党と公明党に強力な支援をいただきながら、このような結果を招いた」と陳謝。