【社会】鳥越氏を揶揄の朝日記者 「ペンの力って今、ダメ」発言に反論したが逆炎上
鳥越氏を揶揄の朝日記者「逆炎上」 「ペンの力って今、ダメ」発言に反論したが...
J-CAST NEWS:2016/8/12
ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(76)が東京都知事選での惨敗について答えたインタビュー記事が、「ツッコミどころ満載だ」とネット上で炎上している。しかし、一部の発言が意外な形で賛同を得て、話題になっている。「ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」。鳥越俊太郎さんは、2016年7月の都知事選後はしばらく沈黙していたが、ネットメディアのインタビューでようやく口を開いた。「安倍政権の跋扈を許しているのはペンとテレビでしょ」ハフィントンポスト日本版の8月11日付記事では、前出のような見出しで、鳥越さんは、記者の質問に長々と思いの丈を吐露している。記事によると、鳥越さんは、周囲の勧めにも当初は、「そういう気は全くありませんよ」と断っていたが、7月10日の参院選開票結果を見て、気が変わった。与党で改憲に必要な3分の2の議席を占め、このままでは右傾化が進んでしまうと危機感を持ち、11日夕に突然、出馬を決断した。急ごしらえの仕事も報道現場で積んでいたので、選挙でも大丈夫だと考えたという。なぜペンの力で日本の危機を訴えなかったのかについては、「安倍政権の跋扈を許しているのはペンとテレビでしょ」とその無力さを指摘した。そして、ペンの力を全然信用していないから、選挙の中で訴えようと思ったと述べた。しかし、週刊誌の女性問題報道の影響は大きかったとし、痴漢と同様にえん罪を証明できないと考えて裁判に託すことにしたという。自らの説明責任については、「何の意味もないですよ」と言い切っている。メディア主催の討論会には、都合がつかなかったのもあるが、ニコニコ生放送は、文字が画面に出てくるのはおかしいとして、「基本的にメディアとして認めていない」と話した。ネットを信頼しておらず、「しょせん裏社会だと思っている」とした。ただ、討論会については、選対の判断に任せていたとし、ニコ生の話は知らなかったという。「言い訳とか本当に見苦しい」と炎上してはいるが...今回の鳥越俊太郎さんの発言については、ネット上で、疑問や批判が次々に寄せられる事態になっている。「言い訳とか本当に見苦しい」「やっぱり操り人形やん」「晩節を汚している」などと書き込まれ、鳥越さんがネットメディア「オーマイニュース」の初代編集長だったとは思えないとの声もあった。知事選で鳥越さんを支援した民進党からも、この発言に苦言を呈する向きが出ている。板橋区議の中妻穣太さんは、自らのブログで8月11日、「なるほど落選するわけですね」と皮肉った。中妻さんは、選挙中は鳥越さんのツイッター更新に携わっていたといい、鳥越さんがネットを「しょせん裏社会」と表現したことについて、「愕然となりますよね」と不満を露わにした。そして、「『本人の責任』がまったく見えないところこそが、最大の『本人の責任』」だと指摘している。一方、鳥越さんの発言に賛同する声もないわけではない。意外なところから、援軍も出ている。それは、ある朝日新聞記者がこの日、「『あなたのペン』が『ダメ』だっただけの話でしょ。一般化しないでよ」と鳥越さんを揶揄するツイートをしたことがきっかけだ。この発言もネット上で炎上し、ペンの力がないとする鳥越さんの言う通りだとして、「多分鳥越はあなたのような朝日記者を批判していたのだと思うよ」「客観的に見て動いた鳥越さんの方が正しいにきまっている」などと書き込まれている。▼関連スレッド
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