【一国二制度】「香港独立に前途はない」中国首相、強い表現で警告
5日に開幕した中国の全国人民代表大会(全人代)で李克強(リーコーチアン)首相が公表した政府活動報告では、7月に返還20周年を迎える香港について現行の「一国二制度」を今後も堅持する意向を表明し、「『香港独立』に前途はない」という異例の強い表現で、香港世論の一部にある独立論を許さない考えを示した。中国成長目標「6.5%前後」、安定を優先 全人代開幕報告は香港に対して「高度の自治を引き続き貫徹する」とした一方、「(中国の)憲法と基本法に厳格にのっとって事を運ぶ」と釘を刺した。