【二国間交渉】米国務長官「日本との通商交渉は優先度が高い」
米国のウィルバー・ロス商務長官は10日の記者会見で、日本との通商交渉について「貿易や安全保障の重要なパートナーであり、優先度が高い」と述べた。ロス氏はメキシコ、カナダと結ぶ北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しが「最優先課題」だとした上で、日本との交渉はそれに次ぐとの考えを示した。日米は4月から、経済分野の協力について話し合う「日米経済対話」を始める予定で、ロス氏はこうした場などを通じて、連携を加速させる考えを示したものとみられる。