【中東情勢】トランプ大統領、アッバス議長に訪米呼びかけ
トランプ米大統領は10日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と初めて電話会談し、早期のワシントン訪問を呼び掛けた。ホワイトハウスの発表によると、トランプ氏はイスラエルとパレスチナの和平交渉について「和平は可能であり、合意を結ぶべき時が来た」と述べ、交渉促進に強い意欲を表明した。一方、アッバス氏の報道官によると、アッバス氏は「イスラエルと共存するパレスチナ国家を樹立するための和平に尽力する」と応じ、「2国家共存」の実現を目指す考えを強調した。