【川崎市政】ヘイトスピーチ事前規制の素案提示 川崎市、6月に正式案
川崎市は28日、公的施設でのヘイトスピーチを事前規制するガイドラインの素案を市議会常任委員会で明らかにした。6月にも正式なガイドライン案を示す方針で、早期の策定を目指す。実現すれば、事前に抑止する全国初の施策となる見通し。素案では、市立公園や公民館などの公的施設の利用に関して「不当な差別的言動の恐れが客観的な事実に照らして具体的に認められると判断された場合」に、警告や不許可、許可の取り消しといった事前の利用制限ができると規定した。