【共産党研究】主役気取り…無理筋な都議選戦略 意味不明な対決構図は、共産党自身の足をもつれさせるだけ
共産党の志位和夫委員長は4月17日、東京国際フォーラムで行った演説会で、東京都議選(7月2日投開票)の本当の対決構図は、「自民・公明対日本共産党」だと位置付けた。だが、都議選の最大の焦点は、「小池百合子都知事が事実上率いる地域政党『都民ファーストの会』がどこまで勢力を伸ばすか」「前回59人全員当選を果たした自民党が議席減をどこまで食い止めることができるか」ということにあることは、常識ではないか。