【琉球新報】辛淑玉「日本の社会的扶助費がGDPに占める割合が他国に比べ低い」「差別にも世界から厳しい目が向けられている」
会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・富田詢一琉球新報社長)の5月例会が10日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで催された。人材育成コンサルタントで人権活動団体共同代表の辛淑玉(しんすご)氏が「なぜ企業経営に人権感覚が必要なのか」と題して講演した。辛氏は「女性や障がい者、いわゆる社会的弱者と呼ばれる立場の視点や感覚が現代社会では欠落しがちだ」と指摘した。