問われる小池百合子都政11カ月 顧問重用、既定路線待った 自民「知事こそブラックボックス」
東京都議選では、小池百合子知事が昨年8月に就任後、約11カ月間の都政運営への評価が争点の一つだ。外部から招いた専門家の顧問を重用し、2020年東京五輪・パラリンピックの会場見直しや豊洲市場への移転延期など、既定路線に「待った」をかけてきた手法には賛否が分かれ、都議選で論戦となっている。小池氏は昨年夏の都知事選で、自民都連との対決姿勢を鮮明にし「誰が意思決定しているのか不透明で、ブラックボックスだ」と批判。