【ドイツ】同性婚合法化の投票実施へ、メルケル首相「8人の養子を育てるレズビアンカップルと会って考え方が変わった」
メルケル独首相は27日、同性婚の合法化をめぐる自由投票の実施を容認する姿勢を示した。同首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は保守層への配慮からこれに反対していたが、9月の総選挙を前に連立を組む社会民主党(SPD)の主張や世論を反映した格好。BBC電子版などが伝えた。同首相は、養子縁組も認める同性婚について、子供の「幸せ」に対する影響を懸念していたが、「8人の養子を育てるレズビアンカップルと会って考え方が変わった」と発言。