【日欧EPA】閣僚級協議継続 チーズなど農産物で歩み寄れるか焦点
日本と欧州連合(EU)は1日午前、経済連携協定(EPA)交渉をめぐる2日目の閣僚協議を東京都内で始めた。7月6日に開く予定の日欧首脳会談での大枠合意に向け、意見の隔たりの大きいチーズなど欧州産農産品や日本車の関税削減・撤廃で双方が歩み寄れるかが最大の焦点となる。「始まる前に1対1で。その後、スタッフを含めて話し合いをしましょう」協議は山本有二農林水産相とEUのホーガン欧州委員(農業・農村開発担当)の個別会談から始まったが、ホーガン氏が山本氏のあいさつの途中で事務方を退出させた折衝を要求。