【文科省】前川氏発言、文科省職員は…「言葉に力」「後ろから弾」、賛否両論
文部科学省の現役職員からは、前川喜平・前事務次官への共感と批判の双方が聞かれた。「言葉に力があった。(答弁した)他の役人と比べ、迫力があった」。ある職員は、仕事の合間に聞いた前川氏の言葉にそんな印象を受けた。現役時代の仕事ぶりから、うそをついて自らの保身を図ることは考えられないという。「政権をおとしめるとかそういう意図はなく、ただ正確に真摯(しんし)に答弁したのだと思う」一方、幹部の一人は、「現役時代には、内閣府とほとんど戦ってくれなかった。