【朝日新聞・半田尚子、吉川喬】姉妹都市解消こだわる訳は 大阪市長の「下ろせぬ拳」?
米サンフランシスコ市に建てられた慰安婦像が市有化されたことを受け、大阪市の吉村洋文市長は60年にわたる姉妹都市関係を解消する考えを表明した。歴史ある関係を捨ててまで、吉村市長がこだわるのはなぜか。10月23日夜、大阪市内のホテルで両市の姉妹都市提携60周年を祝うパーティーが開かれた。吉村市長は乾杯のあいさつを終えると、サンフランシスコから来日していた姉妹都市協会共同委員長のキャスリーン・キムラさんと別室に移り、約20分間会談した。