沖縄県名護市議・川野純治、天皇陛下車列に瓶や角材投げ逮捕された過去 「この沖縄に向き合い続けてほしい」
天皇の代替わりを、また違ったまなざしで見つめる人もいる。沖縄県名護市議の川野純治さん(63)。学生運動家だった1975年7月、沖縄を初訪問した皇太子時代の天皇陛下の車列に向かって、仲間と牛乳瓶や角材などを投げた。車列は無事だったが逮捕され、公務執行妨害罪で懲役1年6カ月の実刑判決を受けた。太平洋戦争末期の沖縄戦では10代半ばの学生まで戦場に駆り出され、多くの住民も「集団自決」に追い込まれた。