【巡航ミサイル導入】朝日新聞「専守防衛の枠を超える」 毎日新聞「専守防衛の境界がかすむ」 読売新聞「抑止力向上へ着実に導入せよ」
防衛省が導入関連費用を追加要求した長距離巡航ミサイルに関し、12月13日に読売、朝日、産経新聞がそれぞれ社説でこれを取扱い、前日の毎日新聞と合わせ4紙が出揃った形ですが、主張の違いが鮮明となっています。巡航ミサイル導入については毎日新聞が社説で「軍備増強は北朝鮮だけでなく中国も刺激する」と周辺国に配慮すべきだとの意見を明らかにしていましたが(関連記事参照)、こうした姿勢は朝日新聞でも顕著で、「周辺国の警戒を招き、かえって地域の安定を損ねる恐れがある」と警鐘を鳴らしています。