【産経/阿比留瑠比】朝日新聞は「言葉のチカラ」を信じないのか 裁判所へ駆け込む自己否定【取材したの?】
「言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている、言葉のチカラを」朝日新聞はかつて「ジャーナリスト宣言」と称する宣伝キャンペーンを展開し、新聞、テレビ、ラジオなどでこう強調していた。それが今では、信じているのは「言葉のチカラ」、つまり言論ではなく、司法となってしまったようだ。朝日が『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)の著者で、文芸評論家の小川榮太郎氏らを相手取って計5千万円の損害賠償訴訟を起こした件である。