【国難/アベ友問題】森友・加計と似ている!?スパコン・ゼネコン問題は国会を揺るがすか
■「だまし取った」で終わりではない
昨年12月、眠っていた東京地検特捜部が目を覚まし、スーパーコンピューターの世界で日本をリードすると目されていた斎藤元章被告を逮捕起訴、国家プロジェクトのリニア中央新幹線で談合を繰り返していた疑いでゼネコン大手4社を家宅捜索した。事件は今年、本番を迎える。斎藤被告の罪は、経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の13年度事業で、上限5億円の助成金のうち4億3100万円をだまし取ったというものだが、これで終わりではない。