【志葉玲】ノーベル平和賞反核団体・フィン氏のまっすぐさ、圧倒的な正論に比べると、安倍政権の姿勢はやはり姑息さが目立つ
昨年、核兵器禁止条約の成立に大きく貢献したとして、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)。その事務局長であるベアトリス・フィン氏が、長崎大学の招聘で今月12日に来日、昨日16日には、東京でも講演を行った。フィン氏は、核兵器禁止条約への理解と協力のため、昨年12月から、安倍晋三首相との面会を求めていたが、安倍首相側は「日程が合わない」と会おうとしなかった。