【アベノミクス/安心安全の社会保障】年金開始「70歳超」可能に 政府大綱案【生涯現役支援窓口?】
政府は十七日、高齢者施策の指針となる大綱の見直し案をまとめた。「六十五歳以上を一律に高齢者と見る一般的な傾向は、現実的なものでなくなりつつある」と初めて明記し、これまでの施策をより柔軟な形に転換。公的年金の受給開始時期を、七十歳を超えても選択できるようにするほか、高齢者の就労促進も打ち出した。少子高齢化や人口減少が急速に進む中、働く環境や社会保障制度を整え、高齢者にも社会の担い手になってもらう狙い。