河野外相 北朝鮮との接触までは否定せず
河野外務大臣は訪問先のドイツのミュンヘンで記者団に対し、現時点で北朝鮮との対話に意味はないとする一方、核やミサイル開発を放棄すれば対話に応じると伝えるために接触することまでは否定しない考えを示しました。この中で、河野外務大臣は、ドイツのミュンヘンで開かれた安全保障に関する国際会議で対応の強化を訴えた北朝鮮の制裁逃れについて、「制裁逃れに使われたのはベリーズ船籍の船などであり、北朝鮮との貿易はないという認識でも、制裁逃れに間接的に関与していることを認識してもらえたのではないか」と強調しました。