裁量労働制関連の全面削除方針に経済三団体「残念」「遺憾」
政府が、働き方改革関連法案から裁量労働制の適用業務の拡大を全面的に削除する方針を示したことについて、日本商工会議所の三村会頭は記者会見で、「率直に言って残念だ」と述べたうえで、働き方改革の本質的な議論を求める考えを示しました。この中で三村会頭は、今回、政府が示した方針について、「率直に言って残念だ。時間に縛られず、労働の成果で判断する業種と時間で判断する業種の2つがかみ合って生産性を高める方向にいくのが当たり前だと思っていたので、その一部の先延ばしは残念だ」と述べました。