福島第1の廃炉、百年以上後に 原子力市民委が提言
脱原発社会の実現を目指す市民団体「原子力市民委員会」(座長・大島堅一龍谷大教授)は6日、東京電力福島第1原発の廃炉を巡り、安全性と経済性を考えれば、溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しなどを放射線量が下がる100年以上経過した後で行うべきだとする報告書を福島県に提出した。福島県庁で記者会見した大島氏は「廃炉の完了を30~40年とする政府と東電の目標は非現実的で、不誠実だ」と批判した。
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脱原発社会の実現を目指す市民団体「原子力市民委員会」(座長・大島堅一龍谷大教授)は6日、東京電力福島第1原発の廃炉を巡り、安全性と経済性を考えれば、溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しなどを放射線量が下がる100年以上経過した後で行うべきだとする報告書を福島県に提出した。福島県庁で記者会見した大島氏は「廃炉の完了を30~40年とする政府と東電の目標は非現実的で、不誠実だ」と批判した。
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