37年を目標に御堂筋全て歩道化…官民委提言案
大阪のメインストリート・御堂筋(梅田―難波、4・2キロ)の将来像について、大阪市や経済団体などでつくる官民の委員会は30日、完成100年となる2037年に、車道をなくして全域で歩道化する構想を盛り込んだ提言案を公表した。大阪市は18年度、提言を元に具体案を策定する。市は御堂筋を、観光客らが歩いて買い物などを楽しめる通りにしようと、最大6車線ある車道のうち、両側の側道を廃止して歩道を広げる取り組みを進めており、16年に難波周辺の歩道200メートルを拡幅した。