小泉進次郎 「どこどこ新聞だから読むはもうない。塩野さんの本はもっと払いたい。軽減税率がないと売れないなんて関係ないね」
進次郎は、知る人ぞ知る政界屈指の読書家だ。昨年の年末年始は『サピエンス全史』(ユヴァル・ノア・ハラリ著、河出書房新社)だったが、2018年は新刊『ギリシャ人の物語・第三巻』(塩野七生著、新潮社)を読破したという。「アレクサンダーを描いた本。サイコーです。サイコーです」そう興奮気味に語った進次郎は、月刊誌「文藝春秋」を毎月購読しており、なかでも塩野が連載する巻頭言「日本人へ」をこよなく愛している。