【古賀茂明】南北会談で“外交の安倍”のウソが露呈 今そこにある日本の危機とは?
南北首脳会談が終わり、ゴールデンウィークが始まった。これに先立ち、安倍政権の支持率低下に危機感を募らせた安倍総理は、北朝鮮問題で蚊帳の外にされているというイメージ払しょくを狙って日米首脳会談を行ったが、米朝首脳会談で拉致問題を取り上げると約束してもらっただけで何の成果もなく帰国した。追い打ちをかけるように、南北首脳会談では、南北に米を加えた3か国、または米中2か国を加えた4か国協議を行うことが発表され、ますます「蚊帳の外」のイメージが広がってしまった。