【沖縄】翁長知事 揺らぐ足元、 健康問題、沖縄市長選の敗北、支持基盤の離脱、移設工事を訴訟で県側敗訴が続く
沖縄県は23日、膵臓に腫瘍が見つかった翁長雄志(たけし)知事が21日に腫瘍の切除手術を受けたと公表し、公務復帰には1カ月以上かかるとの見通しを示した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止を掲げる翁長氏の健康状態は、移設工事の進展や、秋に予定される知事選の構図を左右する。一方、移設推進の安倍政権は22日投開票の沖縄市長選で、推薦した現職の桑江朝千夫(さちお)氏が圧勝して勢いづいている。