【アッキード/森友】特集(3)ニワトリとタマゴ同時に 開設認可 財務局のお墨付き決め手◆11★1897
「ニワトリとタマゴの話。何とかしてや」。鴻池祥肇(こうのいけよしただ)参院議員の神戸事務所が作成した森友学園に関する「陳情整理報告書」。目を引くのは前理事長の籠池(かごいけ)泰典被告(65)のセリフだ。私立の小学校新設には大阪府の認可が必要で、建設用地を確保していることが前提となる。籠池被告は国有地の上に小学校建設をもくろんだが、財務省近畿財務局は、設置認可の見通しがなければ国有地は貸せないという立場だった。