【杉田議員“生産性”問題】LGBTに冷たい自民 謝罪、撤回求めず口頭指導
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が、子供をつくらない性的少数者(LGBT)は「生産性がない」などと月刊誌「新潮45」に寄稿したことを巡り、同党は2日までに「配慮を欠いた表現があり、指導した」とする見解を党ホームページ(HP)に掲載した。杉田氏の寄稿そのものに加え、二階俊博幹事長が寄稿を問題視しない考えを示したことが世論の反発を強め、ようやく指導を公表する形で事態収拾に乗り出したが、謝罪や撤回までは求めず、人権問題に対する意識の低さを露呈した。