【朝日新聞】石破氏、200票獲得が焦点 陣営「敗れても存在感」「次期首相としてのバトンを握ることができる」
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自民党総裁選は20日、投開票される。安倍晋三首相が国会議員の8割超を固めるなか、党員・党友からなる「地方票」の行方が最大の焦点だ。政界では、首相の勝利を前提に、石破茂・元幹事長が合計で200票を得られるかどうかが注目されている。19日昼、東京都内のホテルに集まった石破陣営の議員らの表情は明るかった。石破氏は「地方(遊説)に出て、本当に反応がいいと思った」と記者団に語り、閣僚経験者の一人は「地方票が伸びれば、国会議員の投票にも影響を与えるはずだ」と期待を寄せた。