【厚労省】データ入力委託、納品遅れても偽書類で代金支払い
厚生労働省が民間に委託したデータ入力業務で納品遅れが相次いだ問題について会計検査院が調べたところ、公表された以外にも計5件、約1700万円の契約で業務が完了していないのに代金が支払われていたことがわかった。職員が業務完了を確認したとする事実と異なる書類もつくっていた。データ入力業務をめぐっては今年1月、日本年金機構が情報処理会社「SAY(セイ)企画」(東京都豊島区、6月に解散)に委託した業務で、入力ミスによる年金の過少支給などが発覚。