【秋篠宮さま発言】半藤氏「議論怠った私たちの虚突いた」
宗教色の強い大嘗祭(だいじょうさい)は皇室の私費で――。来春には「皇嗣(こうし)」となる秋篠宮さまの発言が波紋を広げている。「政教分離」をどう考えるべきか。皇族の発言の自由はどこまでなのか。作家 半藤一利さん
今回の秋篠宮さまの「大嘗祭については、皇室の行事として行われるもので、ある意味での宗教色の強いもの」であって、「国費で賄うのではなく、(皇室の私費に当たる)内廷(ないてい)会計で」「身の丈に合った儀式に」とおっしゃったことは、極めて真っ当なお話をされたと思います。