【黒田日銀総裁】米で国債の金利逆転 景気後退の予兆と言えず
アメリカの債券市場で、償還までの期間が長い国債の金利と短い国債の金利が逆転したことが景気後退のサインだと指摘されていることについて、日銀の黒田総裁は過去のケースとは状況が異なるため、必ずしも景気後退の予兆とは言えないという見方を示しました。国債は一般的に償還までの期間が長いほうが投資のリスクが高いことから短いものより金利が上回りますが、3日のアメリカの債券市場では5年ものの国債の金利が2年ものの金利を下回り、およそ11年半ぶりに逆転しました。