【大阪市】水道工事7割で不正、300社超が関与認める 「市職員も知っていたはず」業者証言
大阪市は12日、水道局が発注した2012年度以降の工事1445件の約7割で、指定より安価な資材を使った不正が見つかったと発表した。300社以上の業者が関与を認めており、市は一斉に3カ月の指名停止処分に踏み切る方針だ。市職員の関与の有無についても調べるとしている。大阪市水道局は03年度以降、配水管の取り換えや漏水の修繕などの工事で、掘った穴を埋め戻すときに土に石灰を混ぜた「改良土」を使うよう指定している。