【大阪ダブル選】公明「選挙の私物化」 自民「都構想に終止符」 辻元清美氏「都構想反対で大同団結できれば」
「どの党よりも(大阪都構想の)法定協議会で真摯(しんし)に議論してきた。それを維新側が打ち切り、党利党略で選挙を私物化した」公明党府本部で8日夕に会見した代表の佐藤茂樹衆院議員は語気を強め、任期途中での辞職と入れ替えダブル選への出馬を表明した松井知事らへの怒りと失望をあらわにした。公明と維新は平成29年4月に結んだ住民投票に関する合意をめぐり昨年末以降、対立が続いてきたが、佐藤氏は「知事・市長が任期を前倒しして辞職する以上、合意は維新側が一方的に破棄したと考える」と宣言。