【辺野古】土砂が投入された辺野古の新区域はどんな場所? ジュゴンの餌・海草が豊富 識者「ジュゴン最後のとりで」
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局が25日に土砂投入に着手した「区域(2)」は、海草が多く生える海域だ。海草は県の「沖縄の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータおきなわ)」に登録される希少種で、天然記念物で絶滅危惧種のジュゴンが餌とする。識者は多くの海草が生き埋めにされると危惧する。ジュゴン1頭が死骸で見つかった後の工事強行に「ジュゴンにとって最後のとりでがなくなる」と指摘した。