【年金制度限界】「2千万円貯金問題」反発強める野党 戸惑う金融庁
金融庁がまとめた人生100年時代に向けた資産形成を促す報告書を野党が問題視している。政権が「100年安心」としてきた年金制度に不安を抱かせる内容だけに、安倍晋三首相や全閣僚が出席する10日の参院決算委員会では野党が追及する構えを示している。「年金は『100年安心』じゃなかったのか」立憲民主、国民民主、共産、社民など野党各党派が6日午前に国会内で金融庁や厚生労働省の担当者を呼んで開いた合同ヒアリングで、立憲会派の大串博志衆院議員はこう詰め寄った。