【川崎市】ヘイトデモに初の罰金 人権条例の素案発表 2020年7月の施行目指す
川崎市は24日、特定の民族などへの憎悪をあおるヘイトスピーチのデモに50万円以下の罰金を科す人権条例の素案を発表した。パブリックコメントを経て12月の市議会に条例案を提出し、来年7月までの施行を目指す。成立すれば全国で初めてヘイトデモに刑事罰を定める条例となる。素案は、道路や公園などの公共の場で特定の国・地域の出身者やその子孫に対して、国外へ退去させようと主張▽生命、名誉などに危害を加えようと主張▽著しく侮蔑――することを禁止。