【道警首相ヤジ排除】与野党に波紋 「公権力の乱用」野党批判 「過剰な忖度」自民からも
道警の警察官らが安倍晋三首相(自民党総裁)の札幌市内での応援演説中、ヤジを飛ばした聴衆を現場から排除するなどした対応が与野党に波紋を広げている。野党は「公権力の乱用」などとして政権の体質に矛先を向けており、与党からも「道警の過剰な忖度(そんたく)」「やり過ぎだ」との声が漏れる。首相は20日に東京・秋葉原で参院選の「最後の訴え」に立つ予定だが、今回の対応も踏まえ、支持派と批判派双方が結集する可能性も指摘されている。