【辺野古】工事費、9000億円に肥大 当初想定の約3倍に 工期も長期化、13年
【東京】名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が総工費を想定していた3500億円以上から、3倍近い9千億円程度で検討していることが24日、分かった。25日に防衛省で開かれる第3回の軟弱地盤改良に関する有識者会議で、沖縄防衛局が委員らに説明する見通し。防衛局は25日の会議で、沿岸海域の埋め立てや護岸造成などの本体工事の期間に関し、軟弱地盤の改良工事に伴い予定していた5年から、10年程度に延ばすことも説明する方針で、工事は埋め立てから合計で13年かかる見込みとなっている。