自民・河井陣営を公選法違反容疑で立件へ 関係者が語る捜査当局の狙い
昨年夏の参議院議員選挙で、車上運動員(ウグイス嬢)に対して、公職選挙法が定めた上限額15,000円の2倍となる日当30,000円を支払ったとして刑事告発されている河井案里参院議員と夫の河井克行衆院議員。広島地検は1月に河井夫妻の事務所などを家宅捜索し関係者への任意聴取を進めていたが、衆議院で2020年度予算案が可決され参議院に送られたため、「国政での喫緊の課題はなくなった」(捜査関係者)として、今週中にも案里氏の公設秘書を立件する方針だ。